電話番号

雨漏り調査・修理補修・防水工事

雨漏り調査・修理補修・防水工事の宏和建資株式会社

water 雨漏りについて

「 雨漏り自己解決のヒント! 」

考え方(視点)

前段までのコンテンツで雨漏りが発生する状況や雨漏り時の当座の対処方法のお話をさせて頂きました。

ここでは、自己診断の手助けとなりそうな考え方や視点についてお話したいと思います。

防水を考える

防水を考えるなどと言うと「学問か?」と敬遠されるかもしれませんが、難しい話では無く、「なんだ当たり前じゃん」といった基本をお話したいと思います。

【 自己解決のヒント1 】
水受け

バケツに水を入れる時、注ぎ口の細いホースなどを使って水を注げば上手く入れることが出来ます。この事を分解して考えてみると、防水の事がなんとなく分かってしまうのです。なぜか・・・。(^▽^)

バケツと言う「大きな口の器」に、ホースなどの「小さな口」で注ぐから「小さな口の断面いっぱいの水を受ける事が出来る」のです。これを絵で書いたのが右の絵です。


これを屋上やバルコニーなどの内側に当てはめて見ましょう。

「大きな口の器」が「防水」、「小さな口」が「パラペットや外壁」、「小さな口の断面いっぱいの水」が「天から降ってくる雨や伝ってくる水」。つまり、基本的に防水とは、上から降って来る雨や伝って落ちてくる水を受ける左側の絵の様な構造になっていなければいけないのです。これが真ん中の絵の様に数ミリしか厚みのない防水層と面(つら)になるように笠木や外壁があったり、右の絵の様に水切りなどで防水層の裏側に水が運ばれるような構造であってはいけないのです。

例外として、表面的な見かけがその様な収まりに見えるだけで、裏側に防水層があれば「小さな口より大きな口」と言えるので問題ないです。

貴方のお宅の構造はいかがですか?

【 自己解決のヒント2 】

前段までのコンテンツで2次防水の話をチラッとしました。1次防水に不具合があった時重要となるのが2次防水と言うことはお分かり頂けたと思います。では、この2次防水に進入した水はどの様に流れるのでしょう?

2次防水

右の絵が外断熱やパネル構造などに関係ない部分の戸建住宅の一般的な収まりです。オレンジが目地シールしたりジョイントに圧着剤のついた外壁のサイディング(タイルの場合、ラスボードなど)、ピンクが透湿防水紙やルーフィング、グリーンが水切り、グレーが防水です。

万が一、シールが切れたりサイディングの連結部の圧着剤が劣化して水が浸入すると透湿防水紙の表面を伝って防水層まで水を運びます。水切りのコーナー部や水平ジョイントから進入した水は、そのまま防水層に出てきます。

つまり、「入った水を外へ排出するから意味がある」のです。巻き上げた水が入ったのだろうと安易な判断で、外壁の下部と水切りの間をシールで埋めてしまうとか水切りの裏側にシールしてしまう様な補修をすると、水の出口を塞いでしまい巻き上げた水以外の水が上部より浸入した時に壁内でオーバーフロー(あふれ出す)してしまい防水層の最上部を乗り越える形で雨漏りしてしまいます。

貴方のお宅では、こんな修理補修をされてしまったり、してしまったなんてことはありませんか?


この様に、建物は構造によって雨漏りし易くなってしまうので注意が必要です。それと、お気付きになられた方もお見えになると思いますが、重要な事が隠されています。そうです。建物の水を防ぐ屋根・外壁・防水の中で最後の水を受ける防水層の下にだけ2次防水層が無いのです。防水費用は建築総工事費の1〜2%程度だと言われています。その2%で新築時には10年を保証しなければならない工事です。車の様に定期的な有料車検があるわけでもなくワックスをかけて手入れをして頂けるわけでもありません。雨ざらしの10年に2次防水層なしで耐え得る防水でなければいけません。だから「最終的な水の受け皿防水の質」を考える事が重要になるのです。


日本には海外のように不具合の少ない古い建築物の価値を認め中古物件の方が高値で取引される様な価値基準も無ければ、自ら塗装したり壁紙を張り替えたりと言ったメンテナンスを行う習慣もほとんどありません。ですが、良い家と言うのは、新築当時の施工要領の遵守や後の補修がしっかりしているものです。設備の古さや間取りは生活スタイルの変化に合わせてリフォームできます。その母体となる構造体を長く快適に使用できるように総体的に防水を考えましょう。


入ってしまった水の流れを考える

水が浸入する入り口の見当が付け易くなった所で、入ってしまった水はどこへ行くのかを考えて見ましょう。

【 自己解決のヒント3 】

入ってしまった水と言うのは、垂直方向に落ちてくる場合ばかりではありません。

水伝

そうなんです。水は、障害物や風などで方向が変わると進入口と違う場所に落ちてきます。更に水平器を当てても水平な梁(はり)や桁(けた)、垂直な柱でも木目や塗装の微妙な凹凸を伝って思わぬところに落ちてきます。鉄骨造でブレスを伝ってくるものやモルタル下地の下部がデッキプレートなんていうと推察が難しくなりますが、建物構造を解かっていれば手順を踏まえ推察が可能になります。解かる様になると7階建てのビルの屋上の漏水が4階の天井にだけなぜ漏るかなどが推察できます(^▽^)。水は伝わって落ちるを念頭に考えてみて下さい。

貴方のお宅の雨漏りは、どの様に推察されますか?

【 自己解決のヒント4 】

上で水が伝わって落ちる事を書きましたし、前段のコンテンツにおいて漏って来るまでの時間や量を測ってくださいと言った事を書きました。そこで、なぜ時間や量に変化が起こるのかを更に掘り下げて考えて見たいと思います。

構造

実は、建物の内部と言うのは、至る所に右の絵のようになった箇所があります。材料の水密性や建築精度の向上などにより更に数が増えます。つまり、漏りだした直後でなく、水溜りが出来上がってオーバーフロー(あふれ出す)することにより初めて室内で漏水を確認できるのです。量が多く受け皿になる部分が小さければ早く、量が少なく受け皿が大きいと遅くまたは漏水を認識する前に乾燥といった具合です。

貴方のお宅の雨漏りは、このタイプじゃないですか?


これらは知識と経験でより早く経路を推察することが出来るようになりますが、注意深く観察したり、直接的に補修覚悟で天井板を外すなどすれば自身で経路を辿る事も可能です。言われるがままの雨漏り補修費の請求を受けるだけでなく、自ら状態を把握しておく事が悪徳業者に騙されない方法とも言えます。「素人考えを」などと躊躇することなく推理・観察・確認してみて下さい。

このページの一番上に戻るpagetop